13県で注意報、ただし全県名は確認できない
日本農業新聞の2026年7月20日付記事では、7月17日までに東北から九州までの13県が注意報を発出したと報じています。鹿児島県、宮崎県、佐賀県は6月に発出し、栃木県は7月15日にイネカメムシ単体で注意報を出しました。
同記事の本文と掲載画像には13県すべての県名が列挙されていません。そのため、この記事では確認できた県名だけを記載し、13県の一覧は作成していません。
クモヘリカメムシの北上と発生情報
同記事では、クモヘリカメムシを7県が注意報で取り上げ、高知県、佐賀県、宮崎県、鹿児島県では平年より発生が多いとされています。2025年に秋田県で初めて発見され、2026年は最北で福島県が注意報に取り上げました。
カメムシ類は発生種によって扱いが異なるため、地域の注意報で対象種を確認する必要があります。
埼玉県は8月第1週に越谷市で発生を確認
埼玉県は2026年8月3日から7日の調査で、越谷市の圃場にイネカメムシの発生を確認しました。県のページでは体長を約13ミリメートルとし、7月29日付の病害虫発生予察注意報第2号「イネ斑点米カメムシ類」も案内しています。
埼玉県の薬剤防除は2回で、1回目を出穂期から穂揃期、2回目を出穂期の8日から14日後としています。
栃木県河宇地域の防除方針
栃木県河宇地域の資料は、2026年2月の越冬量調査として上三川6頭毎平方メートル、坂上11頭毎平方メートルを示し、イネカメムシの大発生を警戒しています。
同資料の2026年産防除方針は、薬剤散布1回目を出穂期から穂揃期、2回目を乳熟初期とし、散布間隔を7日から10日としています。掲載農薬一覧の基準日は2026年5月31日です。
除草時期は地域資料を分けて読む
日本農業新聞の記事は、水田周辺の除草を出穂期10日前までに完了することを基本対策として挙げています。一方、栃木県河宇地域の資料は、畦畔除草を出穂2週間から3週間前と出穂期に行う方針を示しています。
時期の表現を一つにまとめず、自分の地域の注意報と防除方針を優先して確認してください。
2026年イネカメムシ関連情報の出典別整理
| 出典・地域 | 確認された状況 | 2回防除の時期 | 除草時期 |
|---|---|---|---|
| 日本農業新聞・広域 | 7月17日までに東北から九州まで13県が注意報 | 発生種に応じた2回の適期防除。多発時は追加防除 | 水田周辺は出穂期10日前までに完了 |
| 埼玉県 | 8月3日から7日に越谷市の圃場で発生確認 | 1回目は出穂期から穂揃期、2回目は出穂期の8日から14日後 | 選定ページ本文に具体的記載なし |
| 栃木県河宇地域 | 2月越冬量調査で上三川6頭毎平方メートル、坂上11頭毎平方メートル | 1回目は出穂期から穂揃期、2回目は乳熟初期。間隔7日から10日 | 出穂2週間から3週間前と出穂期 |
HOW TO
手順
- 1
地域の最新注意報を確認する
対象地域の病害虫発生予察情報で、対象種と発生状況を確認します。
- 2
出穂期を基準に1回目を置く
埼玉県と栃木県河宇地域の資料はいずれも、1回目を出穂期から穂揃期としています。
- 3
地域資料に沿って2回目を置く
埼玉県は出穂期の8日から14日後、栃木県河宇地域は乳熟初期かつ1回目から7日から10日の間隔を示しています。
- 4
除草時期を地元方針で確定する
出典により除草時期の表現が異なるため、地域の注意報と防除方針で確定します。