カロリーベースは37%
農林水産省が2026年8月7日に公表した令和7年度のカロリーベース食料自給率は37%で、前年度から1ポイント低下しました。
変動理由として、国産供給熱量の減少が示されています。
生産額ベースは66%
令和7年度の生産額ベース食料自給率は66%で、前年度から2ポイント上昇しました。
変動理由として、国内生産額の増加が示されています。
摂取熱量ベースは45%
令和7年度の摂取熱量ベース食料自給率は45%で、前年度から1ポイント低下しました。
公表資料は、1人1日当たり国内供給熱量830キロカロリーを、平時における国民の日常生活に必要な摂取熱量1850キロカロリーで割る算式を示しています。
三つの指標は分母と見方が異なる
カロリーベース、生産額ベース、摂取熱量ベースは、同じ年度の食料自給率を異なる基準で示した指標です。数値の大小だけでなく、どのベースを見ているかを明記する必要があります。
前年度比も、率の変化をポイントで示しています。37%を前年度比マイナス1ポイントと記す場合、1%減と置き換えないようにします。
個別農家への影響はこの公表だけでは分からない
今回の公表本文は、個別農家の売上、価格、補助制度への影響を記載していません。食料自給率の増減だけから、それらへの影響を事実として断定することはできません。
この記事は公表された三つの指標、前年度比、算式、変動理由の範囲に限定しています。
令和7年度食料自給率の3指標
| 指標 | 令和7年度 | 前年度比 | 公表された補足 |
|---|---|---|---|
| カロリーベース | 37% | マイナス1ポイント | 国産供給熱量の減少 |
| 生産額ベース | 66% | プラス2ポイント | 国内生産額の増加 |
| 摂取熱量ベース | 45% | マイナス1ポイント | 国内供給熱量830キロカロリー÷必要摂取熱量1850キロカロリー |
HOW TO
手順
- 1
指標名を確認する
カロリーベース、生産額ベース、摂取熱量ベースのどれかを確認します。
- 2
率と前年度比を分ける
当年度の率と、前年度からの変化を示すポイントを分けて読みます。
- 3
算式と変動理由を確認する
摂取熱量ベースの算式や、カロリー・生産額ベースの変動理由を公表本文で確認します。
- 4
個別農家への影響を断定しない
公表本文にない売上・価格・補助制度への影響は、この数値だけから断定しません。