10年間の死者数は172人から320人へ
日本農業新聞の2026年8月8日付論説によると、農作業中の熱中症による死者数は2024年までの10年間で320人でした。2014年までの10年間は172人で、直近の10年間は148人多くなっています。
年別では2022年29人、2023年37人、2024年59人と記載されています。
2026年7月21日に少なくとも4人が死亡
同論説は、2026年7月21日だけで少なくとも全国4人が死亡したとしています。事例として群馬県板倉町、兵庫県加古川市、栃木県大田原市、長野県高森町を挙げています。
同じ日に複数地域で死亡事例が出た事実は、地域を問わず農作業中の熱中症へ備える必要性を示しています。
対策1と2は暑さを避け、休憩と水分補給を行う
農林水産省の対策として、第一に「暑さを避ける」、第二に「小まめな休憩と水分補給」が挙げられています。
二つを別々に扱い、暑さを避けることと、作業中の休憩・水分補給を組み合わせます。
対策3と4は単独作業を避け、対策アイテムを使う
第三の対策は「単独作業を避ける」、第四は「空調服など熱中症対策アイテムの活用」です。
4項目のうち一つだけを選ぶのではなく、作業の進め方と装備の両面で確認します。
農林水産省は研修動画と声かけ隊を案内
農林水産省の農作業安全情報では、熱中症対策研修動画を2026年6月8日に掲載し、「熱中症等対策声かけ隊」の募集を6月23日に開始しています。また、農業では毎年250件前後の農作業中の死亡事故が発生し、就業人口10万人当たりの死者数も増加傾向としています。
今回実読したページ本文には、労働安全衛生規則の制度名、改正・施行日、雇用がある農家の具体的義務は記載されていません。この記事でも義務の詳細は扱いません。
農作業中の熱中症による死者数と出典上の比較
| 期間・年 | 死者数 | 読み方 |
|---|---|---|
| 2014年までの10年間 | 172人 | 比較対象となる前の10年間 |
| 2024年までの10年間 | 320人 | 前の10年間より148人多い |
| 2022年 | 29人 | 年別の記載 |
| 2023年 | 37人 | 年別の記載 |
| 2024年 | 59人 | 年別の記載 |
HOW TO
手順
- 1
暑さを避ける
農林水産省が示す第一の対策として、暑さを避けます。
- 2
小まめに休憩し水分を補給する
作業中に小まめな休憩と水分補給を行います。
- 3
単独作業を避ける
一人だけで作業する状態を避けます。
- 4
熱中症対策アイテムを活用する
空調服などの熱中症対策アイテムを活用します。